関連会社の脱税など、以前から問題が指摘されていた宗教法人がついに
霊感商法詐欺に関与「福富寺」
書類送検されたのは宗教法人福富寺の代表ら2人。霊感商法の詐欺グループが祈祷料などとしてだまし取った金を福富寺口座に振り込ませることで宗教活動で得た正当な利益のように見せかけていた疑いがもたれている。代表らは容疑を認めている。
今回書類送検されたのは、三重県菰野(こもの)町の山あいにある宗教法人「福富寺」。
「現金を浄化して願いがかなう」などのウソのセリフで祈祷料など騙し取って、不当に儲けを得ていた疑いがあるという。
ちなみに、この宗教法人の事件、2年以上前から立件されているようで、すでに関係者ら18人が逮捕されているとのこと。
被害総額は2億2300万円に上るという。
関連会社で開運グッズを販売
この宗教法人は、本部として三重県の山あいに寺院を構えながら、開運ブレスレットなどを関連会社を通じて販売。
この会社の脱税容疑で経営者らが2014年に逮捕されている。
以前テレビでもこの件が特集されたこともあったはずで、ボクもこの寺の話を前にテレビで観た記憶があるよ。
↓深い山の中に居を構える福富寺
出典:私の山と花日記
他にも詐欺まがいの宗教法人が多数
今回は、開運グッズの販売会社を脱税で逮捕したことをきっかけに、詐欺事件のメスを入れたみたいだけど、そもそも宗教法人は詐欺まがいの商法で儲けているところがたくさんある。
恐らく今回は、比較的小規模で政治との接点がほとんどない宗教法人だったからこそ壊滅に追い込めたわけで、統一教会などの大手の悪徳商法まがいを行なっている宗教団体に本格的にメスが入らないのが問題だ。
これは、自民党などの政治権力と宗教団体が様々な形で癒着しているのが最大の要因で、同じような詐欺的商法で儲けている宗教は、この団体よりも巨大な組織が複数存在しているといっていい。
(まあ多分無理だと思うけど)警察には、こういう大手の宗教法人にも厳しく目を光らせて、いかがわしい霊感商法で巨額の利益を得ている宗教法人は徹底的にメスを入れていって欲しいものだね。
コメントはこちら