こんにちは、ゆるねとにゅーす管理人です。
このページでは、インターネット上の詐欺の一つのしてよく知られている「ワンクリック詐欺」について、詳しく解説していこうと思うよ。
ワンクリック詐欺とは、こんなもの!
ワンクリック詐欺とは、インターネット上のホームページを閲覧している際に仕掛けられる詐欺行為の一つで、「売買契約を結んでいないにもかかわらず、サイト上に一方的に契約が締結されたことを表示。これをきっかけに契約した覚えのない内容を入金させる手口」のものを指すんだ。
また、アダルト系のサイトでこの手口を使っているものが多いのもワンクリック詐欺の特徴の一つとなっている。
以下、具体的な例を挙げてみよう。
◆ワンクリック詐欺の具体例
1.検索サイトや別のサイト上のバナー、スパムで届いた電子メール(迷惑メール)などを通じて、特定のアダルト系サイトを閲覧させる。
2.年齢確認画面をクリックしただけで、「VIPメンバー登録が完了しました!3日以内に合計金額59800円を下記口座にお振込ください。」などと表示される。
3.支払いを促す画面の中に「あなたのIPアドレスが記録されました。期日中にお支払いが確認できなかった場合は、法律に基づき、延滞金が課せられたり、差し押さえなどの対応を行ないます。」などと脅す文言が表示される。
4.この画面を表示した際に、マルウェア(ウィルスなど)を仕込まれて、これ以降支払いを促す画面が表示され続ける。
お金を振り込ませるまでのプロセス
ワンクリック詐欺とは、覚えのない契約を一方的に結ばされたものを、意思を持って契約したものと勘違いさせ、なおかつ、「IPアドレスを記録した」「期日中に支払わないとあなたの財産を差し押さえる」などの、精神的圧迫を与えることで、支払いの意思を生じさせることを狙っているのが大きな特徴だ。
また、アダルトサイトを見ようとしたことに対する心理的な恥ずかしさを煽るケースも多く、「支払いが認められない場合にはあなたの会社に連絡をする」などと脅すことで、この事実をおおっぴらにされたくないとの思いから、ついついお金を振り込んでしまうケースも多いようだ。
もし、こんなワンクリック詐欺の画面が出ちゃったらどうすればいいの!?
この詐欺に出くわしてしまった場合の対策は、とっても簡単だ。
とにかく、「無視し続ける」こと。
本来”売買契約”とは、購入者に商品を買う意思があるかどうかを確認して、そのプロセスを経たもののみに支払いの義務が生じることとなる。
例を挙げると、インターネットショッピングサイトは、必ず購入に至る前に、総合計金額や注文内容などを明記した最終確認画面が出る。
この画面を確認した上で、注文ボタンを押すことで正式に商品を購入したこととなり、逆に、カートに入れただけで、いきなり「ご注文が確定しました。○○○円を振り込んでください。」というものは、一切お金を支払う義務はないってことだ。
つまり、話を戻すと、こちら側が購入の意思を持ってもいないのに、「○○○円を支払え!」というのは、法律的にも支払う必要は全くないので、これは「一切無視するのが最も適切な処理方法」ということになるんだ。
ただし、アクセスした時点で、不運にもウィルスなどを仕込まれてしまった場合は、これはやはり取り除くのがいい。
その場合、落ち着いてそのウィルスを除去することを試みよう。
ウィンドウズなどの場合「システムの復元」機能を使うことで解消できることが多いけど、それでも上手くいかない場合などは、このページを参考にしてみるのがいいかもしれない。
いずれにしても、「自分自身が購入の意思を持っていない限り(さらに最終確認の画面を通さない限り)、代金を支払う必要はない」ということを頭に入れておいた上で、これらの事案に遭遇してしまった場合には、冷静に適切に対処するようにしよう。
まとめ
なるほど、その1点のポイントを抑えておけば、ワンクリック詐欺は防げそうね!
もし一方的にお金の支払いを促す画面が出た時には「徹底的に無視する」、これに尽きるってことね。
その通り。画面上に「不明な点がもしあればこちらにお問い合わせください」などと電話番号が出ていたりすることがあるけど、間違ってもそこに電話をかけたりしないように気をつけよう。
一度かけてしまったら、得体の知れない連中にあなたの番号が知られてしまい、その後しつこく請求の電話がかかってくることになる可能性が高い。
みんなも「これら」をしっかりと頭に入れておいた上で、得体の知れないウェブサイトなどにはむやみにアクセスしないようにしようね。
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