銀行振り込みの警戒強化を受けて誕生した「新時代の詐欺手法」
詐欺集団がバイク便会社 怪しまれず現金回収狙う
オレオレ詐欺などの犯行グループが詐取した現金を回収するため、バイク便の運営会社を設立する手口が相次いでいる。被害者に怪しまれずに受け取り、捜査対象になっても「集配を依頼されただけだ」として摘発を免れる狙いとみられる。バイク便の業界団体は「正規業者は基本的に現金は集配しない」とし、不審な集配担当者に現金を預けないよう呼びかけている。
えええ、ば、バイク便詐欺ですかぁ～！？
聞いたことない詐欺ですけど、これってどんなものなんでしょうかぁ？
どうやらこれは、今までの振り込め詐欺の発展形みたいで、最後の受け取りの方式を「銀行振り込み」から「バイク便」での受け取りに変えた手口のようだ。
最初の段階は、今までの振り込め詐欺（オレオレ詐欺）と同じで、ある日突然に、標的になった人の元に息子などを装った電話が掛かってくる。
そして、「会社のお金を使いこんでいたことがばれそうになっている。監査が入る前にお金を補充しなきゃいけなくなったので、今すぐに指定の金額を送って欲しい」などとウソの話をして、息子が緊急事態に陥っていることをアピール。
さらに、「自分は会社にいなければならないので、バイク便に届けてもらうことにした。○○時に取りに来るように手配したので、お金だと分からないように何重にも厳重に梱包した上で、バイク便が来たら渡して欲しい」と畳み掛け、相手に考える時間を与えずに、偽のバイク便を通じてお金を騙し取るという手口だ。
うわわわ～！
これはまた、なんともスゴイ手口を考え出しましたね～。
こうすれば、最近かなりセキュリティの厳しくなった銀行を通さずに済むし、ターゲットが家にいたままの状態で、考える猶予も与えずに、すべて受身のままお金を騙し取ることが出来る。
ただし、この手口の場合、住所のデータが必要になるので、事前に電話番号と住所を入手している連中がやっている手法のようだ。
最近、この手法を始めた詐欺グループが急増しているみたいで、被害額もうなぎ登りに増加しているらしい。
この記事のように、わざわざ詐欺のためにバイク便会社を設立しているところもあるようなので、上の事例のように「現金をバイク便に渡して欲しい」という話が出てきたら、まずこの詐欺を疑って欲しいと思う。
なるほどです！
どうか、こんな人でなしの詐欺グループに引っ掛かってしまう人が、一人でも少なくなっていくことを願っていますですぅ～。
コメントはこちら